不透明な市況の中、豊富な良材と値がさ枠材の活況で粘り強い商いに
令和8年6月の市日は、5日金曜日に行いました。
近畿地方は前日に梅雨入りし、雨こそ降っていませんでしたが空気が重く感じました。
中東情勢が一進一退でなかなかはっきりせず、先行きが不透明なので市況は今一つ元気がありません。
そのような時期ではありますが、出荷主さんは今月も良材を出していただき、連休明けの5月よりも多くの製品が並びました。
出だしの桧節板は、買い方様からの注文もありまずまずの売れ行きでした。
土佐からの板も比較的スムーズに売れました。
岐阜からの材も、安いながらもなんとか販売しました。
滞留していた杉の枠材も売ることが出来ました。
蔵出し品は安いながらも全量販売しました。
雑木板も幅広長尺のものが何枚か売れました。
源平材も新入荷材は販売しました。
土佐からの天井板もまずまずと言う結果でした。
銘木磨丸太に関しては、お客様もそこそこついていただき、伊吹、板、新規の磨丸太、椅子等を販売しました。
杉赤身は、お客様も付いて下さり、枠材、鴨居、薄板などまずまずの売れ行きでした。
柾板建具は、大口の買い方様がいない中でしたが、先月より原木は良く、乾いたものもありました。
ただ買い気はやや薄く、値段もそれに伴って安かったです。
6割強の販売でした。
杉桧とも良材は引き合いも強く、高値で落ちるものもありましたが、最近は中間から下の安いところが売りにくくなっています。
今月は中東情勢もあり市況がイマイチで、登録の買い方様もやや少なかったで、厳しい結果も覚悟してました。
ですが、競りを始めてみると値がさの枠材や幅広の板が売れたりましたので、結果としてはそれほど悪くなった感じです。
朝の挨拶でも我々商売人はこういう厳しい時こそ、すくむのではなく、その先を見据えて準備することが大切と皆様にお伝えしたのですが、買い方様もそのつもりだったようです。
やはり市場は、入荷量以上は絶対に売り上げは作れませんから、集荷が大切だと改めて感じました。
そのためにも入れていただいた材は、何としても売っていかなければなりません。
売ることが次の集荷に繋がるはずで、これからも競り売りで売れる市場を目指して精進していきます。

