奈良の木まつり

原油高騰と世界情勢が買い控えを招くも、奈良の木祭りの特選材と桧建具への競り上がりで活路

令和8年4月の市は、10日金曜日雨模様の天候の下行われました。
3月に奈良県下で行われた奈良の木祭りの原木を挽いた色の良い材が多く出ましたから、登録された買い方様は多かったです。
ただ出荷量はやや少なかったです。

振り出しの寸二板は良い滑り出しでした。
ただ寸二板を主に挽いてきた出荷主様は今月が最後となり引退されるのが残念です。
そんなこともあり、単価もやや高かったです。

通路の倒しの幅広の板も思惑通りに売れました。
立てかけてある2mの板もまずまずでした。

源平材は、新入荷の材は販売できました。枠材はやや良い値となりました。

天井板は今月は出荷量が少なかったので競りに参加される出荷主も少なく、売りにくかったです。

雑木類は、一部大きな材も売れました。
一方でロット材は売りずらかったです。

柾板建具に関しては、今月は桧材が良く売れました。
特に人気の製材所のものは、買い方様から多く手が出て競り上がりました。
杉材で7割強、桧材で8割弱の落札率でした。

磨丸太は、競りに参加する買い方様が少なく少量の販売にとどまりました。
桧の削り丸太や板類を販売しました。

杉赤は、平角材や枠材を販売しました。

今月は、奈良の木祭りの材ということで手応えは悪くはありませんでしたが、昨年からは数字を落としました。
米国とイスラエルによるイラン攻撃で原油価格が高騰し、その影響が建材に出ており、先行きの不透明感から買い方様は在庫を控えめにしているようです。
市場に来られた買い方様も、情報交換だけで競りには参加されない方もいたようです。
遠くの紛争でさえ我々の仕事に影響を与えることに驚き、改めて平和の大切さを感じました。
紛争の一日でも早い終結を願っています。
当市場としては、目の前の自分たちの出来ることに集中し、買い方様出荷主様に喜んでいただけるよう尽力します。

来月の市は連休明けすぐの5月8日です。
出荷主様と連携し、良材を多数そろえて買い方様をお待ちしております。

2026年4月10日(金)奈良の木まつりの様子1
2026年4月10日(金)奈良の木まつりの様子3

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