令和7年10月の市日は、10日金曜日爽やかな天候の下で行われました。
入荷量は若干少ないかな?という感じでしたが、切り旬の原木からの製品が多くなっており、多くの買い方様が仕入れに来られました。
朝一の寸二板は、買い方様が多く競りに参加され、順調に売れていきました。
高知からの幅広の板や桧の節板も売れました。
杉の色黒の板、桧の無地板の指値の高いものは残りました。
源平材は、枠材は順調にさばけましたが、鴨居は売りにくかったです。
土佐からの天井板は、新入荷のものは全て売りました。
岐阜からの杉材等も販売できました。
指値の高い幅広の雑木板は残りましたが、他のものは全て売りました。
松の板、桜の板は競り上がり、良い値で売れました。
柾板建具は、ここ数カ月は杉材が良く売れています。
今月は良材が高値で売れたので、平均単価が上がりました。
桧はやや売りにくかったです。
吉野材の特徴である微かに赤白の模様となっているものやアテのあるものは残りました。
磨丸太は、出だしは売りにくかったですが、隣接する銘協様の買い方様が途中から買いに入られました。
面カワの柱、良母、松なども売れました。
杉赤造作材は、枠材、鴨居、赤身の柾板、柾角など主なところは売れました。
安いものはそれなりに、良材に関しては高値で買っていただき、良い感じでした。
今月は秋口の丸太の材ということで良材も増え、買い方様も買い気がありました。
また隣接する奈良銘協様の買い方様が当社にも来られ、またその逆のパターンもあり、ウッドメッセ奈良の集積効果が出ています。
そんなこともあり、今月は悪くない結果となっています。
来月は設立49周年記念市です。
出荷主様はここに焦点を合わせて良材を準備されていますし、その良材を求めて買い方様も沢山来られるはずです。
これからの一カ月は出荷主様と連絡を密にし、買い方様に喜んでいただけるよう良材を多数揃えるよう尽力いたします。

