令和7年6月の市日は、6日金曜日に快晴の下行われました。
梅雨前のいうことで入荷量が心配されましたが、出荷主様が頑張っていただいて、この時期としてはまずまずの量が入荷されました。
振り出しの寸二板は当初やや苦戦しましたが、上手く手を出して下さる買い方様もいて、全量売ることが出来ました。
通路の倒しの板に関しては、何人かが競りに参加していただき、主なものは販売できました。
天井板も競りでは残りましたが、後売りで対応していただき、新入荷の材は売りました。
源平材も、新入荷の材は全て売れました。
杉赤造作は、棒物は弱かったですが、それ以外のモノは入荷量が少ないこともあってほぼ全て販売しました。
梱包モノも当用買いでしたが、いくつか販売できました。
柾板建具の関しては、杉、桧ともまずまず7割程度の販売でした。
杉に関しては、新規の買い方様や珍しい買い方様もお越しになり、予想よりも良い展開となりました。
桧の建具も、長い物、厚みのあるものはやや苦戦しましたが、それ以外のモノはほぼ販売できました。
蔵出し品は、桧の芯持の桁や、神代杉など面白いものが浜に並びました。
神代杉は珍しいのも手伝い、複数の買い方様から手が出て、かなり競り上がるものもありました。
今月は梅雨前ということで、入荷量、来客数とも心配していましたが、この時期としてはまずまずの結果となりました。
買い方様は多くはありませんでしたが買い気があり、新規の買い方様も加わって、梅雨前としては悪くなかったと思います。
来月は、磨丸太の銘友会、製材所の生樹会の協賛市となります。
良材を多数出荷していただく予定ですので、買い方の皆様は是非当市場にお越し下さい。

