新春初市

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

令和7年1月の初市は10日金曜日に行いました。
この冬最強寒波が到来しており、朝から雪交じりで道路も一部凍結しており、車でお越しの方は来社に苦労されていました。
入荷状況は、11月の全銘展、12月の納市と良く売れたため、また正月を挟んだ稼働日数が少なかったため、商品は少なめでした。
一方で原木は冬場の良いもで、製品も色の良いものが多くなりました。

雪の影響もあり、振り出しは買い方様の数も少なくやや苦戦しましたが、寸二板に関しては全て売りました。
通路に寝かしてある幅広の板は、指値の高いモノは残りましたが、主なところは売れました。

源平材に関しても多少は苦戦しましたが、新入荷のものはほぼ販売できました。

天井板は、競りの時は残りましたが、入荷材は後売りでなんとか販売できました。

磨丸太は、買い方様も少なく、新入荷の一部丸太と変木が売れたのみでした。

杉赤身に関しては、棒物は売りずらく、赤身の柾板の良材も、値段の折り合いがつかず残りました。

柾板建具に関しては、買い方様が少ない中、全体の4分の3を販売することが出来ました。
特に杉に関しては、色が良くなったこともあり、かなりの高値で販売することが出来ました。
また比較的安価なものも売れましたが、中級品が売りにくかったです。
桧に関しては、高価なものは逆に売りづらかったです。

雑木・蔵出し品は、安価なものは何とか販売しましたが、全体としては苦戦しました。

今月は台湾桧材がまとまって入荷しており、こちらはなかなか出てこない希少材だけに競り上がり、思惑より高値で販売することが出来ました。

このように今月は、材は良くなったのですが入荷量が少なく、また雪の影響もあり買い方様も少なめで、売りにくかったです。
台湾桧に助けられましたが、それでも前年同月比で1割減の売り上げとなりました。
11月12月と良く売れたこともあり、それの反動も多少あったようです。

市終了後、出荷主様と懇親会を行いました。
当社は何も製材せず、出荷主様から委託された荷物を販売しています。
材が無いことには手も足も出ませんので、今年も良材を沢山出していただけるようお願いしました。

当社はこれからもも良材を沢山集めて、買い方様に喜んでいただけるよう活気のある競りが行われる市場を目指して尽力いたしますので、本年も菅生銘木市場をよろしくお願いします。

2025年1月10日(金)新春初市2
2025年1月10日(金)新春初市3

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