令和6年10月の市日は、11日金曜日快晴の下で行われました。
今月は奈良県林材まつりということでしたが、9月の市で多くの商品が売れたのと、来月全銘展なら大会を控えているため、そちらに商品を確保するメーカーもあり、入荷量はやや少なめでした。
振り出しの寸二板はやや苦戦しましたが、何とか売れました。
通路にある幅広の板も買い気はやや弱かったですが、主なところは販売できました。
杉源平材に関しては、新入荷の材はほぼ販売できました。
土佐からの天井板は、今月は柾挽きのものも入荷してやや多めでした。売りたいところは売れましたが、やや残っています。
柾板建具に関しては、先月良く売れたのですが、今月も300セット近く出荷されました。
杉柾板に関してはメーカーによって売れる売れないの差が大きかったですが、主なところは販売でき、6割程度の落札でした。前月までは競りの手が少なく、後売りで対応していましたが、今月は色も多少良くなり、競りでも手が多く出るようになり買い方様の雰囲気は変わってきました。
桧柾板は、今月も引き合いが強く、9割近く販売することができました。
杉赤身は今月も入荷量が少なかったですが、太角や薄板、枠材を含めて浜に並んだものはほとんど売れました。
雑木に関しては、安いものは全て販売しました。値高いものも一部売れ、売上を伸ばすことができました。
磨丸太に関しては、久しぶりの買い方様が来て買って下さいました。板や伊吹は今月も売れました。
全体としては今月は悪くなかったです。入荷量はやや少なかったのですが、買い気があり、売りたいところは売りましたし、一部値高いものも売れました。
来月は全銘展協賛市です。出荷主様もここに焦点を当てて、良材を多数出荷していただけるはずです。多くの来場をお待ちしております。