奈良の木まつり

令和5年4月の市は4月14日金曜日に行いました。

この日は奈良の木祭りということで、お隣の奈良県銘木協同組合様も記念市を同日開催されたので、当社の倉庫にも奈良銘協様の倉庫にも多くの材が並び、買い方様にとっては見応えがあったのではないでしょうか。

当社の出荷主様は、原木が買いにくいとおっしゃっていたので出材量を心配していましたが、頑張って材を挽いて下さり、また貯めていた材も出していただき、様々な材が倉庫一杯並びました。

朝からの板の競りは、当初若干の不安はありましたが、買い方様が増えるに従って場も温まり、幅広の良材や特殊材の一部は競り上がり、売上を伸ばしてくれました。

杉源平材は、今月は入荷量も多かったのですが、新入荷材に関しては全量販売できました。

杉の柱をまとめて出された出荷主さんもいましたが、買い方様の食いつきが良く高値で全量販売することができました。

土佐からの天井板も、一部特殊なものを除き販売しました。

杉桧の征板建具は、7割強の販売でした。杉の建具は、大口の買い方様がおらず、やや苦戦しました。
一方で桧の建具は引き合いが強く、買い方様も欲しいものが買えないと口数をまとめて買われる場面がありました。

磨丸太は、注文をお持ちの買い方様を中心に販売できました。

蔵出し品や雑木類も、欄間等面白いものもあり、最後まで買い方様が付いて下さり、値段の高い安いはありますが、ほとんどを販売することができました。

全体としては良い一日でした。
奈良の木祭りということもあり、また冬場の良材の最後ということもあり、建具、板類はもちろん雑木、蔵出し品に至るまで、倉庫に入りきらない量が集まりました。
買い方様も大口の方は何人か来られませんでしたが、急遽お越し下さる方もいて終日競りはにぎわっていました。

ウッドメッセ奈良に来たことで、集荷や集客が増えています。
当然当社も努力していますが、桜井木材協同組合様、奈良県銘木協同組合様と3社が集まることで場の求心力は増しているように思います。
やはり、荷物が集まるところに人が集まり、人が集まるところに荷物が集まるようです。

当社にとって市日に活発な競りが行われることが、何よりも宣伝になり、集荷と集客に繋がります。
出荷主様には「菅生に持っていったら売れる」、買い方様には「菅生に行ったら面白い商品が多く並んでいる」と認識していただけるよう今後も努めていきます。

来月は桜井木材市場の原木市と菅生銘木、奈良銘協の製品市が同日開催されます。
いつもとは違った市日になるはずですので楽しみです。

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