秋季特別市

ウッドメッセ奈良移転記念市は、9月15日木曜日、晴天の元行われました。

ウッドメッセ奈良に移転して初めての市ということで、出荷主様、買い方様の関心が高く、また今回から奈良県銘木協同組合様の製品市の同日の開催となり、当市場関係以外の方も多くの方が来市されました。

記念市ということで朝から買い方様が多く、板の競りは好調に始まりました。
稀に指値の高いものは元落ちしましたが、順調に売れていきました。
また幅広の板に関しては競り上がるものも多く、記念市に相応しい出足となりました。

建具材に関しては、競りでは杉材が多少苦戦しました。
ただ競り終了後出荷主様が販売に尽力下さり、かなり数字は伸びました。
一方で桧建具は競りでの引き合いが強く、多くの材が売れました。
単価も高めに推移しました。
8割近くの落札となり原木が夏場のものであることを考えると良い結果となりました。

杉赤造作材は入荷量も少なかったのでほぼ売りました。

杉源平材も新入荷の材はほぼ売りました。

土佐からの天井板も出荷量はかなり多かったのですが、一部長尺のもの以外はほぼ完売しました。

雑木の板類も、競りに参加される方が多くいつもより高値で販売できました。

磨丸太に関しても、売り切り商品の値も良く、またいつもとは違く買い方様もおられ、買っていただけました。

梱包材、ロット材で残るものもありましたが、単価の高い幅広の板等も売れていき、全体としては非常に良い一日になりました。

ウッドメッセ奈良という場所への関心と当市場の移転記念市への関心の高さが、我々の想像以上の集荷と集客を生み、全体の来場者数は300人を超えました。
販売額も40周年記念市を超え、本当にありがたい結果となりました。

ここ数カ月は、通常業務に加えて移転作業が加わり、負担の大きかった社員皆さんの苦労も、盛況な市日で報われました。

ウッドメッセ奈良という人とモノが集まる木材基地を作ってくれたこと、そしてそこに当社も加えて下さった桜井木材協同組合様と奈良県銘木協同組合様にはあらためて感謝申し上げます。

移転記念市ということでもちろんご祝儀的な売買もあったとは思えます。
ですが市況が決して良くない中での販売ですから、価値があると思います。
ご協力いただいた出荷主様、市場に来て下さった買い方様に感謝いたします。

ただ今回の移転記念市がゴールではなく、ここからがウッドメッセ奈良での当市場のスタートです。
これからも市日に活発な競りが行われる市場として、そして出荷主様と買い方様に喜んで売買していただける市場を目指して、
精進してまいります。
ウッドメッセ奈良に移転した菅生銘木市場をよろしくお願いします。

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