歳末納市

令和4年12月の市は、9日金曜日に晴天の下で行われました。

全体に原木も良くなってきており、量はやや少なめでしたが良材が出荷されました。
また同日に奈良県銘木協同組合様の記念市も行われたので、そちらの買い方様もおられ全体の来店客数は多かったです。

振り出しの板類は、最初は買い方様少なかったですが、競りに参加される方も徐々に増え寸二板は良く売れました。
通路に並べた倒しの幅広の板は一部売りにくいものもあり後売りで対応しました。

源平材は、新入荷材はほぼ販売しました。
源平枠材はいつもより競り上がり高く販売することができました。

杉赤造作材は、入荷量もそれほどありませんでしたが、半数ほどの販売となりました。
和室自体が減ってきているので、杉赤造作の化粧材は苦戦が続いています。

杉、桧の枠材はほぼ売れました。

桧の柱材は売りにくかったです。

征板建具に関しては、出材量はやや少なめでまだ特別良いものはあまりありませんでしたが、良材が多く全体の4分の3を販売しました。
特に桧の建具は今月も引き合いが強く、全量販売しました。
一方で杉の建具は売りにくかったです。

磨丸太に関しては、いつもより多くの買い方様が競りに参加されました。
ただ引き合いは弱く、磨丸太、伊吹、杉皮等当用買いに終わりました。

土佐からの天井板に関しては、征天井板は全量販売しました。
板目に関しては単価を合わせて何とか販売しました。

雑木板は、指値の高いものは販売しづらかったです。

蔵出し商品は、単価の安い雑木の板類は、買い方様も競りに多く参加され全量販売しました。

今月の市は、全体に出材量はやや少なめで、先月の記念市の売り上げがもう一つだっただけに多少危惧していましたが、何とか目標の金額以上を売ることができました。
原木が冬場の良材になってきたことと、来客が多かったので数字が伸びました。

9月からウッドメッセ奈良に移転して、早4カ月が過ぎようとしています。
昨年のウッドショックの反動の中、売り上げを伸ばせているのは移転の効果と言っても良いのではないでしょうか。

市場は、まずは商材を集め、それをいかに多くの買い方様に見ていただくかで、売り上げが決まってきます。
それだけに3つの市場が集うウッドメッセ奈良で商売できることは、集荷、集客、販売の機会がこれまで以上に増え、当市場にプラスに働くことはもちろんですが、必ず出荷主様と買い方様にも喜んでいただけるはずです。

今年は移転も含めて本当にお世話になりました。
来年もウッドメッセ奈良に移転した菅生銘木市場をよろしくお願いします。

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